マリヤ地蔵尊 大宝禅寺

こんにちは!
駐車場から線路を越えては駄目ですが、越えてしまったオジサンでした。
訪問ありがとうございます。今回は塩尻市 奈良井宿マリヤ地蔵尊を訪ねてみました。
大宝禅寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、天正10年(1582)奈良井治部少輔義高公が開山大安和尚の為に建てた寺である。
画像は拡大できます。
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義高公は木曽氏の支族で、奈良井の領主で 天正10年木曽義昌が武田勝頼の軍と鳥居峠で戦った時、義高公は武勲をあげた武将であった。
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天正18年(1590)に没し 法名を広伝寺殿誾翁宗誾大禅定門(こうでんじでんぎんのうそうぎんだいぜんじょうもん)といい、墓所は寺内にある。(寺名も当時は広伝寺といった)
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寺宝として 白隠禅師が開眼した子育地蔵尊・墨跡や山岡鉄舟筆扁額がある。(パンフ抜粋)
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拝観料が100円かかります。
門を入ると右に行った所におカネを置くザルらしきものがあって 100円入れてパンフを貰います。
田舎らしくて良いじゃないですか?迷ってオロオロしていたら お寺の方らしき方が右の奥にマリヤ地蔵がありますと顔を出しました。
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こちらがマリヤ地蔵尊
キリシタン禁制の江戸時代、木曽路にも密かにキリシタンを信仰する人がいた。
仏教の子育て地蔵になぞられて作られた石像で役人に発覚し、頭部も抱かれた子供も膝も破壊されわずかに胸に十字架だけが残っている。(パンフ抜粋)
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木曽の春
思い出す 木曽の四月の さくら狩り・・・・松尾芭蕉
白雲や 若葉青葉の 三十里・・・・子規
冬よりも 夏の寒さや 木曽の奥・・・・・雪山
刺激されちゃいますよね!
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庭園があるはずだが 何処だろう?
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どう見ても 本堂を通らないと庭には辿り着けそうも ありません。
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勝手に上がりこむようで気が引けましたが・・・・!
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障子を開けると庭がありました。
木曽名所図会には「寺の庭に臥龍樹あり、長さ五丈許 義高の薬園の趾なり」と あるが 作庭されたのは享保年中の事である。
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東岳和尚が庭園中に鎮守天神祠造り、梅、松、桜、楓の四樹を植えた記録を残した。
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禅の境地を表現したもので、池は心字につくられ、亀島、三尊仏石、蓬莱石、遠山石、拝石等奇岩怪石を用いた嵯峨流の庭園です。
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裏山は 高野槙、楓、杉の大樹で幽玄であり さつきの花や秋の紅葉は見事で、江戸時代中期の信州の代表的庭園と専門家は言っている。
障子開け 青葉の庭に 木曽の風・・・岡ポン(大変失礼しました)
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入るときは門ばかり見ていて 六地蔵に気がつかなかったよね!
最後は貰ったパンフです!
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拡大しても読むのは少し難しいと思いますが出して見ました。

ここも地図は必要ないと思いますが 奈良井宿観光協会の 奈良井宿観光資料にあります。
貴方も奈良井宿訪ねてみませんか? 
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この記事へのコメント

tamao
2012年08月09日 01:29
こんばんは!
鄙びた感じの良い所ですね。
マリア地蔵、初めて知りました。
どんな想いが込められていたのでしょう。
どんなお顔だったのでしょうか。
興味津々です。
岡ポンさんの一句もぜひ!
2012年08月09日 11:15
こんにちは!
いつも見てくれてありがとうございます。キリストが出たり、マリヤが出たり、木曽義仲、安倍晴明とゴチャゴチャになり 統一性が無くなってすいませんね!
今後ともよろしくお願いします!!

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